朝日新聞社主催の第21回手塚治虫文化賞の受賞作が決定した。
受賞作は以下の通り。
目次
「マンガ大賞」(年間を通じて最も優れた作品に贈られる)
『花に染む』 くらもちふさこ氏
「新生賞」(斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者に贈られる)
雲田はるこ氏(『昭和元禄落語心中』で、落語を巡る愛憎劇に高座の巧みな描写を織り交ぜた清新な表現に対して)
昭和元禄落語心中(10)特装版<完> (プレミアムKC BE LOVE)
「短編賞」(短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者に贈られる)
『夜廻り猫』 深谷かほる氏
「特別賞」(マンガ文化の発展に寄与した個人・団体に贈られる)
秋本治氏(『こちら葛飾区亀有公園前派出所』40年の連載完結に対して)
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「手塚治虫文化賞」とは
手塚治虫文化賞のサイトによると、同賞は以下のように説明されている。
日本のマンガ文化の発展、向上に大きな役割を果たした手塚治虫氏の業績を記念し、手塚氏の志を継いでマンガ文化の健全な発展に寄与することを目的に、朝日新聞社が1997年に創設しました。
第1回マンガ大賞は、藤子・F・不二夫の『ドラえもん』である。
参考資料:
・『手塚治虫文化賞』、朝日新聞社、2017年4月25日、http://www.asahi.com/shimbun/award/tezuka/
・小原篤、『「花に染む」全てはこのシーンに くらもちふさこさん』、朝日新聞デジタル、2017年4月25日、http://www.asahi.com/articles/ASK4P3J6QK4PULPI003.html?iref=comtop_fbox_d1_01