ドイツサッカーリーグのブンデスリーガで、選手のパフォーマンスに600万円の罰金が科された。
罰金が科されたのは、香川真司も所属するドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン。
4月1日に行われたシャルケ戦で、香川からのアシストを受けゴールを決めたオーバメヤンが、ゴールパフォーマンスでマスクを被ったのである。
なぜマスクを被ったのがダメなのか
オーバメヤンは、これまでもパフォーマンスで「バットマン&ロビン」のマスクを被ってイエローカードを受けるなどの前歴がある。
ただ、今回のパフォーマンスには所属クラブのドルトムントが黙っていなかった。
なんと、オーバメヤンが被ったマスクは、彼個人のスポンサーである「ナイキ」のプロモーションだったのだ。
ナイキがクラブのスポンサーと競合するため、クラブとしても見過ごすわけにはいかなかったというわけだ。ドルトムントのユニフォームには、「PUMA(プーマ)」のロゴがしっかりとプリントされている。
ゴールで興奮していたとはいえ、個人のスポンサーのマスクを被るという「用意」もしていたことから計画的であったともいえる。
社会的メッセージというよりも、自分自身のスポンサーのためのパフォーマンスということもあり、なんとなくお金に汚いパフォーマンスだと感じた。