川崎宗則、カブス解雇・契約解除 ムネリンが次に選んだのは古巣「ソフトバンク」

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メジャーリーグのカブスから解雇された川崎宗則が、ソフトバンクへ入団することが決定した。6年ぶりの古巣復帰という恰好だ。

背番号は、以前と同じ「52」だという。

カブスとの契約解除への経緯

カブスとは、マイナー契約を結んでいたものの、招待選手としてメジャーキャンプにも参加していた。

しかし、開幕直前でリリースされてしまう。

「朝起きたらクビだっていうメールがあって、こりゃ困ったなと思った」とその衝撃の解雇通告を川崎は語る。

川崎は、メジャー契約ではなかったものの、ムードメーカーとしてキャンプでも元気に躍動していた。川崎を慕う選手も多く、雰囲気は良いように思えたが、そこはやはりメジャーリーグ。ビジネスにはシビアだ。

とはいえ、名将マッドン監督の信頼も厚く、できれば戻ってきてほしいとエールをもらっていた。しかし、川崎の心はホークスに傾いていたようだ。

ソフトバンク・ホークスへ

「こりゃ困ったなと思った時に、一番最初に声をかけてくれたのがホークスでした。すごく嬉しかった」と川崎は胸の内を明かした。

実際、毎年のようにホークスからは戻ってきてほしいというエールはもらっていたようである。川崎自身、鹿児島出身ということもあり、福岡にも慣れ親しんでいる。ホークスが一番好きな球団と自身も語っている。

いわば相思相愛の関係なのだろう。

年俸は?

推定年俸9000万円の出来高払いだという。川崎自身が明かしたようだ。

「18年ずっと1年契約でやってきた。オレ、複数年契約のやり方知らないからね」と語ったという。

メジャーには残念ながら定着できたとは言えないが、唯一無二の存在感を示してきた川崎。日本球界での活躍も楽しみだ。

 

参考資料:
・『【全文】川崎宗則、強い覚悟と爆笑の入団会見「ストレスが僕を強くした」』、Full-Count, 2017.04.01、https://full-count.jp/2017/04/01/post63449/